line_top
header
header
header

入れ歯

患者様のお悩み、ご要望、お困り事を聞くこと

歯を失ったままにしていると、どうなると思いますか?

1本の歯を失った場合、他の歯でも噛めるので、すぐ歯医者さんに行こうとは思わない方が多いかと思います。
しかし、入れ歯やブリッジ、インプラントなどは、単に「噛む」ために存在するわけではありません。お口の中の正常なバランスを保つという役割も実は持ち合わせています。

歯がなくなった状態で物を噛み続けると、残された歯に過度な負担がかかります。
また、歯が抜けることでできたスペースに他の歯が移動してきて、歯並びが悪化する原因となります。
歯並びが悪化すると、歯の隙間に歯垢がたまりやすくなり、虫歯や歯周病の原因ともなり、負のスパイラルが始まります。

このように、例え1本の歯がなくなったとしても、お口の環境は想像以上に悪い方向へ変化していくという認識が非常に大切です。

全ての症例に対応可能な万能選手―入れ歯

歯を失った場合の第一選択としては、インプラント治療があります。
詳しくは、インプラントをご覧ください。

しかし、インプラント治療も万能なわけではなく、インプラント手術への不安を抱いている方やアゴの骨の状態・持病を持っている方の場合には、インプラント治療が適応しない場合があります。

その点、入れ歯であれば、すべての症例に適応するという特長があります。

入れ歯を諦めていませんか?

入れ歯はすべての方に適応できるという特長がある反面、入れ歯で困っている人は、2000万人以上と言われ、「痛い・噛めない・はずれる」が入れ歯の三拍子と言われてきました。

合わない入れ歯を使用していると、アゴの骨は急速に減っていきます。
アゴの骨が減ると、余計に入れ歯が合わなくなり、さらに急速に骨が減っていくという悪循環に陥ってしまいます。
こうした合わない入れ歯を使用されている方の多くは、

入れ歯は噛めないもの
歯を失ってしまった以上、仕方のないこと

などと、入れ歯の可能性を見いだせないでいます

これは非常にもったいないことです。
歯科医療は日進月歩の世界です。
技術の進歩により「痛くない・噛める・はずれない」入れ歯をつくることも可能になっています。
そのような入れ歯であれば、おいしく食事をとることもできるのです。
合う入れ歯と、合わない入れ歯は何が違うのという正しい知識を患者さん自身が知ることが、自分にピッタリと合った入れ歯に出会う第一歩となります。

患者さんにとっての“不都合な真実”

これから私は、歯科医師として非常に心苦しい話をしなくてはなりません。

それは、入れ歯が合わない最たる理由は、保険の制度上、入れ歯に使える材料や、かけられる手間に制限があるということです。

健康保険を用いた診療では、使える材料や手間暇が細かく取り決められています。
歯科医師は、このルールに則った診療をしなくてはなりません。

このことが、ピッタリと合う入れ歯に非常に大切な“材質・設計・制作工程・調整”という作業に手間をかけることを難しくしているのです。

一方、保険外診療で入れ歯を作る場合はこのような制約がありません。
治療費はすべて患者様の自己負担になってしまいますが、患者さんが納得していただけるまで、手間と時間を惜しみなくかけることができるのです。

こうした前提のうえで、「保険外」で作る入れ歯と「保険」の入れ歯の違いについてお伝えしていきます。

最先端の入れ歯治療はここまで進んでいる!

快適な入れ歯には、以下の条件が求められます。

軽い材料で作る

保険の材料で作る入れ歯は重いため、噛むという動作に負担を与えます。
一方、保険外の入れ歯で使用する材料には、保険の材料の約1/4の重さのものを使用します。

薄い材料でつくる

口の中は、髪の毛が1本入るだけで不快感があるほど敏感です。このため、保険外の入れ歯で使用する材料の場合、保険のものに比べ約1/6の厚さの薄い材料を使用します。

食べ物の温もりを感じられる材料でつくる

入れ歯を入れると、温かい・冷たいといった食べ物の温もりをなかなか感じることができません。
食べ物の温もりは味覚に大きな影響を与えます。このため、保険外の入れ歯では温もりを感じられる材料(専門的に表現すると、熱伝導率の高いもの)を使用します。


自分のアゴの高さにあったミリ単位での調整を行う

合う入れ歯を作るために一番重要なのは、手間をかけた調整です。
保険外の入れ歯の場合には、ミリ単位に及ぶ緻密な調整を行うことで、自分にぴったりと合った入れ歯をつくることが可能です。

患者様に「ベスト」な入れ歯を作るために・・・「匠」との連携

ななくに歯科では患者様にベストな入れ歯を作るため、優秀な歯科技工所さんと提携しています。
一般の方には「歯科技工士」という職業は耳慣れないかもしれませんが、入れ歯はこの方の協力なしには作ることができません。むしろ、入れ歯は歯科技工士さんが作っていると言っても過言ではないと思います。つまり、腕の良い歯科技工士さんと連携しているかでその歯科医院の入れ歯のレベルが決まってしまいます。

当院では、「坂巻デンタルラボ」という技工所と提携しています。
代表の坂巻素直さんにお話を伺ってきました。

ななくに歯科とお付き合いを始めたきっかけは?

院長の深沢先生がある歯科医院で非常勤としてアルバイトをしている時からのお付き合いです。

その歯科医院は私との取引もありました。
新しい先生(深沢先生)が入ったという事で、どんな先生か興味があり、見に行ったのが初めの出会いですね。
やはり、どんな人間かを知らないとお互い良い仕事はできませんので。

当時、先生とは色々なやり取りをしました。
患者さんが欲しい入れ歯と、先生が勧めたい入れ歯、そして僕が提案する入れ歯が一致しない場合もあります。その時は三者で徹底的に話し合いを良くやりました。

私のように直接患者さまのところへお伺いし、尚且つ、歯科技工士が全面に出てきて歯科医師に提案をすることはあまりないので、そのことが先生には新鮮に映ったようですね。

この時に、お互いの考えをぶつけ合い、「とにかく患者様に良いものを提供したい」という共通の想いがあることをお互い理解したので、今でもよい関係を維持しているのではないかと思います。

もともと歯科技工士になろうと決めていたのですか?

そうではありません。
もともとは学校の教員になろうと思っていました。

人とのつながりで、自分も教え子も共に成長していきたいという想いが強かったのだと思います。
しかし、今は全然教職とは関係ない、歯科技工所を経営する立場にあるのですが、ある意味、学校の教員をやっているような感覚です。
多くのスタッフを雇用していますし、その人たちを成長させなければならない。
そして自分自身も。

ある意味、私の夢は達成されているのかもしれませんね(笑)

この仕事をしていて「やりがい」を感じるときはどのような時ですか?

やはり、患者様に喜んで頂いた時ですね。

しかし、その瞬間を肌で感じるためには直接患者様とお会いしなければなりません。
事務所でせっせと作業をするのも大切ですが、積極的に外に出て、患者様とコミュニケーションをとることも同じくらい大切だと私は考えます。

今までに印象に残っている患者様とのやりとりはありますか?

90歳くらいのおばあちゃんが入れ歯を作るため、ある歯科医院に来院していました。
その入れ歯の作成は私の担当でした。

入れ歯が完成した時に、そのおばあちゃんから「もう会えないんだね」とポツリと言われたことが心残りで、その医院の院長にお願いして、1カ月に1回噛み合せの調整をすることにしました。
「おばあちゃん、まだお別れじゃないよ。今度は1カ月に1回来院してもらうからね」というと、非常に嬉しそうな顔をしていたのを今でも思い出します。

翌月からそのおばあちゃんは、毎回毎回必ず化粧をして歯科医院に来院されました。

6年ほど通って頂いたでしょうか。
ある日、おばあちゃんから「もう、今日で歯科医院にはこないことにしました。長い間ありがとうね!」と言われ、おばあちゃんとのお付き合いは終了しました。

ある時、付き添いで来ていたお嫁さんに「なんでおばあちゃんは毎回化粧をしてきたのでしょう?」と聞いたことがありました。
「あなたに会うために、その日だけ化粧させてくれといわれていました」と・・・。

何となく私も気付いていました。このおばあちゃんは毎月私と会う事を楽しみにしているんだなと。

これも医療の1つだと私は思っています。

悪いところがなくなればそれでOKという事ではなく、「人と人との触れ合い」の大切さ。
これだけで満足していただける方もいる。

医療の1つの側面を勉強させて頂いた出会いでした。

どのような「こだわり」をお持ちですか?

可能な限り患者様とのコミュニケーションを図るということです。
現場に足を運ぶという事ですね。

普通の技工士さんはめったに患者様に会いに行くことはしません。
無駄な時間だと思っているのでしょうか。

私はそうは思いません。

入れ歯は、歯科医師から提供される「模型」をもとに作成していきます。 その模型に沿って完璧に入れ歯を作ったとしても、必ずしもぴったりはまらない事があります。
例えば歯周病に侵され歯が動揺している場合は、それが原因で入れ歯が「ゆるく」なってしまう事があります。
熟練の技工士であればそれを模型からでも判断できますが、100%完璧に判断するのは難しいものです。やはり現場に足を運ぶことで模型からは読み取れない情報を得ることが大切だと思います。まして、模型は「痛い」「きつい」「ゆるい」などと言ってくれませんので。

もう1つのこだわりとして、「自分の家族に作ってあげたい入れ歯を患者様にも作る」という姿勢です。

技工士によっては歯科医師の指示通りに作ることを信条としている人がいます。
しかし、私にとって歯科医師はどうでもいいんです(笑)
その先にいる患者様が良いといってくれるものを作りたい。
自分の家族の入れ歯を作るように気持ちを込めて・・・。
この姿勢で仕事をすることが私の、そしてこの技工所のこだわりだと思います。

このようなスタイルで仕事をしているので、先生とぶつかることもよくあります(笑)
印象(歯型をとる作業)がうまくいっていなければ、もう一度とってくれと送り返しますし、どうしても良い印象がとれない場合は、私が直接行って指導することもあります。
不器用かもしれませんが、このようなスタイルでないと、患者様にとって本当に良い入れ歯はできないと考えているので、このスタイルを変える気はありません(笑)

最後に読者に一言をお願いします。

ななくに歯科と坂巻デンタルラボは、一蓮托生(いちれんたくしょう)です。
何かあった場合は、私が後ろでスタンバイしていますので、ななくに歯科で安心して治療を受けて頂けたらと思います。
また、難しいケースがありましたら逐一お伺いしますので、その時は何卒よろしくお願い致します(笑)

コラム

あなたに合った入れ歯は「アンチエイジング」の効果があります!

入れ歯を入れたら急に「老け顔」になってしまったという話しを良く聞くと思います。
これは「合わない入れ歯」に全ての原因があります。

歯は顔の輪郭を形作っている重要な要素です。
より、歯の代わりとなる入れ歯が大きかったり、小さかったりすると顔の輪郭が変わってしまいます。
この輪郭の変化が顔のシワ・タルミの原因となり、老け顔を助長する元凶でとなります。

つまり、自分にピッタリ合う入れ歯は「痛くない、しっかり噛める」といった機能的な面の回復だけでなく、シワ・タルミが生じないといった審美的な面までも回復してくれます。

ご両親に“ピッタリと合った入れ歯”を贈ってみませんか?

合わない入れ歯は、ボケまでの一里塚といわれています。
実は、合う入れ歯で物をしっかり噛むことで「ぼけ防止」に大きな効果があるのです。

これは、顎を動かすことにより脳の中を流れる血液の量が大幅に増加し、脳細胞を活性化させるためです。
これはある統計でも証明されており、アルツハイマーになってしまう方には、歯が少ない人が多いようです。

身近な例えとしまして、眠気が襲ってきた時、眠気覚ましに「ガム」を噛むことがあります。これはハッカによる刺激の効果もあると思いますが、ガムを噛む行為自体が脳に新鮮な血液を送りこむので、脳が活性化し、眠気覚ましにも効果があるのです。

このようなことから最近では、両親へのプレゼントとして、お子さんが来院され、「親のために、よく合った入れ歯を作ってあげたい」というご要望もあります。
もし、ご両親が入れ歯で悩んでいるのであれば、お気軽にご相談ください。

料金表

料金表はこちら

入れ歯Q&A

入れ歯を使えるようになるまでに何回くらい来院すればいいの?
使う入れ歯の素材により異なりますが、だいたい2回〜5回(完成後の調整は除く)くらいと考えて下さい。
※入れ歯は完成してからの微調整が大切となります。しっかり噛めるようになるまで、5回程度の調整が平均的です。
入れ歯による痛みの原因は何なのでしょうか?
原因は1つではありません。
入れ歯が、歯ぐきやお口の粘膜に食い込むことで生じる痛み
入れ歯は、歯ぐきや粘膜に密着してなじんでいくものですが、その際に入れ歯の縁が歯茎に食い込むことで痛みが生じることがあります。
入れ歯が粘膜に接する部分が小さい場合
例え話しでご説明します。
絨毯に大きな板を置いてもあまりへこまないですよね。
しかし、机を置いた場合はどうでしょうか?机の脚の跡が付くくらいへこむと思います。 入れ歯も同じことが言えます。
入れ歯自体が粘膜に触れる部分が大きいと、噛んだときの力が分散され痛みは生じません。しかし、触れる部分が小さい場合はどうでしょう。力が分散されず、1点に集中してしまいますよね。それが痛みの原因となります。
入れ歯は何度も調整を行い、患者さんのお口にあった入れ歯を作り上げます。
しかし、お口の状態は常に同じではありません。様々な条件が重なり変化していくものです。つまり、お口の状態に合わせて入れ歯も定期的に調整が必要となります。
以前はあまり痛みがなかったのに、最近は痛み出してきたなと感じられたら、入れ歯を作った歯科医院で入れ歯の調整をして頂いて下さい。