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目立ちにくい噛みやすい
入れ歯制作」を
得意としています

目立つのが嫌だ
噛める入れ歯が欲しい

まずはお問い合わせください。
納得のいく説明を
させて頂きます。

あなたのニーズに合わせた複数の「目立ちにくい」「噛みやすい」入れ歯があります

入れ歯というと、「噛めない」「目立つ」の悩みが多く寄せられます。
しかし、入れ歯は進化しています!
当院で扱っている「目立ちにくい」「噛みやすい」入れ歯をご紹介します。

当院では目立たない入れ歯として「ノンクラスプデンチャー」というものをご用意しています。ノンクラスプデンチャーというのは「金属のバネがない」入れ歯の総称を言います。
入れ歯が目立ってしまうのは、入れ歯を支えるための「金属のバネ」が原因です。

ノンクラスプデンチャーにも入れ歯を支えるための装置があるのですが、金属ではなく、歯肉の色になじむピンク色の樹脂を利用しますので目立ちません。

ノンクラスプデンチャーには様々な商品があります。
それぞれ特徴があり、当院ではあなたのご要望(修理しやすい、耐久性がある等)に合わせたメーカーをご提案させて頂いております。当院で扱っているメーカーをいくつかご紹介します。

スマイルデンチャー

ノン1

スマイルデンチャーは非常に透明感があるため、歯茎の色とよく馴染み口元が綺麗に見えます。また素材の性質上、強度と柔軟性があるために、薄く作ることができます。そのため口の中での違和感が少なくなります。

ビューティーデンチャー

ノン2

ビューティーデンチャーに使用する「レイニング樹脂」は低吸水性(変色しにくい・臭いがつきにくい)と耐久性を併せ持つ素材です。さらに、保険の入れ歯と比較して、残留モノマー(体に有毒な物質)の溶出はなく過敏症やアレルギー症で困っておられる方にお勧めしております。

バルプラスト

ノン3

アメリカで50年の歴史があります。
特徴としては、歯の付け根部分にうまくはまり込み、密着します。ナイロンに近い素材のため、滑らかで柔らかく、割れる心配がありません。ただし、入れ歯を入れる隙間が5mm以上ないとできない場合があります。

ミラクルフィット

ノン4

ミラクルフィットは金属部分がないだけでなく「ポリカルボネート」という特殊な樹脂100%でできています。この樹脂は、プラスチックの中で最も高い耐久性をもちながら、ガラスと比較されるほどの透明感を兼ね備えてるため、機能性が高いだけでなく、見た目にも美しい入れ歯です。

AIデンチャー

ノン5

AIデンチャーは「アルティメット」という非常に耐久性・耐熱性の高い樹脂を使用しております。
そのため長時間使用しても傷みにくいのはもちろんのこと、煮沸消毒が可能です。また、入れ歯の劣化の原因となる水分の吸収が少ないため、高い耐久性を維持することが可能です。

また、ノンクラスプデンチャーには様々なオプションが追加できることも1つの特徴になります。もっと「快適性」を追求したい方、もっと「耐久性」を追求したい方にはお勧めです。

―オプションのご紹介―
【ノンクラスプデンチャー
+シリコン

シリコン

「ノンクラスプデンチャー+シリコン」とは、ノンクラスプデンチャーの裏側にシリコンを貼り付けたものです。シリコンは、ゴムのように軟らかく弾力のある素材ですので、これをオプションとしてつけていただくことで次のようなメリットがあります。

  • 歯ぐきが痛くない
  • シリコンが痛みを軽減するので、硬いものを噛むことができる
  • 他の入れ歯よりも外れにくい(シリコンの吸着性による)

これまで利用されてきた入れ歯が「痛い」「すぐに外れてしまう」「物をしっかり噛めない」という方にオススメのオプションとなります。

【ノンクラスプデンチャー
+金属

金属

「ノンクラスプデンチャー+金属」は、金属で補強し、たわみを減らしたものです。金属は体に優しい「チタン」や「コバルトクロム」を利用します。
次のようなメリットがあります。

  • 普通のノンクラスプデンチャーよりも安定するため噛みやすい
  • 金属を利用するためより薄く作ることができ違和感が少ない
  • 熱を伝えるため食事が美味しく感じる

しかし、「金属」を利用するため、下記のようなデメリットも存在します。

  • 金属を利用するためノンクラスプデンチャーのメリットである柔らかさは軽減される
  • 金属を利用するため重量感がある

「噛みやすい」入れ歯

当院では、「磁石+入れ歯」「インプラント+入れ歯」の入れ歯をご用意しております。こちらも金属のバネを利用しませんので目立ちません。また、しっかり入れ歯を安定させる仕組みがありますので、しっかりと噛め、外れにくく非常に安定した入れ歯になります。

「磁石+入れ歯」の
磁性アタッチメント義歯

2

お口に残っている歯根に金属を装着し、入れ歯に設置した磁石と吸着させ、入れ歯が外れないようにするのが磁性アタッチメント義歯になります。金属のバネが構造上必要ないため目立ちませんし、異物感もほとんどなくなります。

「インプラント+入れ歯」の
磁性アタッチメント義歯

3

入れ歯の固定源に「インプラント」を利用する治療法です。
通常のインプラントと異なり、費用を大幅に抑えることができ、かつ、脱着が簡単です。また、金属のバネを利用しないため、見た目も優れますし、ご自身の歯のように何でもしっかりと噛むことができます。

その他、特殊な入れ歯として「コーヌスクローネ義歯」も取り扱っています。

「コーヌスクローネ義歯」

4

歯科先進国ドイツで開発された特殊な入れ歯です。
残っている天然の歯に金属の被せ物をかぶせ、その上から入れ歯を装着します。金属のバネがありませんので、他人から入れ歯をしていることを知られる心配はありませんし、「痛い・噛めない・外れる」ということもありません。

担当医からのメッセージ~入れ歯で悩まれている方へ

入れ歯には製作するための様々な「理論」があります。
その理論に基づき入れ歯を製作することで「一時的な」クオリティは担保できます。

しかし、お口の状態は年齢と共に、もしくは噛み合わせ、歯並び、舌・頬の筋肉の状態により、刻一刻と変化しています。つまり、理論だけでは解決できないことも多く、知識・経験に基づく柔軟な判断が非常に大切になります。

このことを術者側が強く認識していなければなりません。

合わない入れ歯が出来上がってしまうには、まず術者側のこの部分の認識の違いがあります。
理論も大切ですが、「人のお口の状態は変化する」。
これを基本に置き、事前に変化を予想した上で入れ歯の設計等を考えること。これがプロとしての最低限の姿勢と私は考えます。

柔軟な判断はこれまで蓄積された「経験」からしか生み出されません。
基本と応用、そして各種理論をしっかり把握した上で、初めて、患者様の状態に応じた適切な判断・行動が可能になります。

患者様に「ベスト」な入れ歯を作るために「匠」との連携

当院では患者様にベストな入れ歯を作るため、優秀な歯科技工所さんと提携しています。
一般の方には「歯科技工士」という職業は耳慣れないかもしれませんが、入れ歯はこの方の協力なしには作ることができません。むしろ、入れ歯は歯科技工士さんが作っていると言っても過言ではないと思います。つまり、腕の良い歯科技工士さんと連携しているかでその歯科医院の入れ歯のレベルが決まってしまいます。

当院では、「坂巻デンタルラボ」という技工所と提携しています。
代表の坂巻素直さんにお話を伺ってきました。

お付き合いを始めたきっかけは?

院長の深沢先生がある歯科医院で非常勤としてアルバイトをしている時からのお付き合いです。

その歯科医院は私との取引もありました。
新しい先生(深沢先生)が入ったという事で、どんな先生か興味があり、見に行ったのが初めの出会いですね。
やはり、どんな人間かを知らないとお互い良い仕事はできませんので。

当時、先生とは色々なやり取りをしました。
患者さんが欲しい入れ歯と、先生が勧めたい入れ歯、そして僕が提案する入れ歯が一致しない場合もあります。その時は三者で徹底的に話し合いを良くやりました。

私のように直接患者さまのところへお伺いし、尚且つ、歯科技工士が全面に出てきて歯科医師に提案をすることはあまりないので、そのことが先生には新鮮に映ったようですね。

この時に、お互いの考えをぶつけ合い、「とにかく患者様に良いものを提供したい」という共通の想いがあることをお互い理解したので、今でもよい関係を維持しているのではないかと思います。

もともと歯科技工士になろうと決めていたのですか?

そうではありません。
もともとは学校の教員になろうと思っていました。

人とのつながりで、自分も教え子も共に成長していきたいという想いが強かったのだと思います。
しかし、今は全然教職とは関係ない、歯科技工所を経営する立場にあるのですが、ある意味、学校の教員をやっているような感覚です。
多くのスタッフを雇用していますし、その人たちを成長させなければならない。
そして自分自身も。

ある意味、私の夢は達成されているのかもしれませんね(笑)

この仕事をしていて「やりがい」を感じるときはどのような時ですか?

やはり、患者様に喜んで頂いた時ですね。

しかし、その瞬間を肌で感じるためには直接患者様とお会いしなければなりません。
事務所でせっせと作業をするのも大切ですが、積極的に外に出て、患者様とコミュニケーションをとることも同じくらい大切だと私は考えます。

今までに印象に残っている患者様とのやりとりはありますか?

90歳くらいのおばあちゃんが入れ歯を作るため、ある歯科医院に来院していました。
その入れ歯の作成は私の担当でした。

入れ歯が完成した時に、そのおばあちゃんから「もう会えないんだね」とポツリと言われたことが心残りで、その医院の院長にお願いして、1カ月に1回噛み合せの調整をすることにしました。
「おばあちゃん、まだお別れじゃないよ。今度は1カ月に1回来院してもらうからね」というと、非常に嬉しそうな顔をしていたのを今でも思い出します。

翌月からそのおばあちゃんは、毎回毎回必ず化粧をして歯科医院に来院されました。

6年ほど通って頂いたでしょうか。
ある日、おばあちゃんから「もう、今日で歯科医院にはこないことにしました。長い間ありがとうね!」と言われ、おばあちゃんとのお付き合いは終了しました。

ある時、付き添いで来ていたお嫁さんに「なんでおばあちゃんは毎回化粧をしてきたのでしょう?」と聞いたことがありました。
「あなたに会うために、その日だけ化粧させてくれといわれていました」と

何となく私も気付いていました。このおばあちゃんは毎月私と会う事を楽しみにしているんだなと。

これも医療の1つだと私は思っています。

悪いところがなくなればそれでOKという事ではなく、「人と人との触れ合い」の大切さ。
これだけで満足していただける方もいる。

医療の1つの側面を勉強させて頂いた出会いでした。

どのような「こだわり」をお持ちですか?

可能な限り患者様とのコミュニケーションを図るということです。
現場に足を運ぶという事ですね。

普通の技工士さんはめったに患者様に会いに行くことはしません。
無駄な時間だと思っているのでしょうか。

私はそうは思いません。

入れ歯は、歯科医師から提供される「模型」をもとに作成していきます。 その模型に沿って完璧に入れ歯を作ったとしても、必ずしもぴったりはまらない事があります。
例えば歯周病に侵され歯が動揺している場合は、それが原因で入れ歯が「ゆるく」なってしまう事があります。
熟練の技工士であればそれを模型からでも判断できますが、100%完璧に判断するのは難しいものです。やはり現場に足を運ぶことで模型からは読み取れない情報を得ることが大切だと思います。まして、模型は「痛い」「きつい」「ゆるい」などと言ってくれませんので。

もう1つのこだわりとして、「自分の家族に作ってあげたい入れ歯を患者様にも作る」という姿勢です。

技工士によっては歯科医師の指示通りに作ることを信条としている人がいます。
しかし、私にとって歯科医師はどうでもいいんです(笑)
その先にいる患者様が良いといってくれるものを作りたい。
自分の家族の入れ歯を作るように気持ちを込めて
この姿勢で仕事をすることが私の、そしてこの技工所のこだわりだと思います。

このようなスタイルで仕事をしているので、先生とぶつかることもよくあります(笑)
印象(歯型をとる作業)がうまくいっていなければ、もう一度とってくれと送り返しますし、どうしても良い印象がとれない場合は、私が直接行って指導することもあります。
不器用かもしれませんが、このようなスタイルでないと、患者様にとって本当に良い入れ歯はできないと考えているので、このスタイルを変える気はありません(笑)

最後に読者に一言をお願いします。

ななくに歯科と坂巻デンタルラボは、一蓮托生(いちれんたくしょう)です。
何かあった場合は、私が後ろでスタンバイしていますので、ななくに歯科で安心して治療を受けて頂けたらと思います。
また、難しいケースがありましたら逐一お伺いしますので、その時は何卒よろしくお願い致します(笑)

入れ歯Q&A

入れ歯を使えるようになるまでに何回くらい来院すればいいの?
使う入れ歯の素材により異なりますが、だいたい2回〜5回(完成後の調整は除く)くらいと考えて下さい。
※入れ歯は完成してからの微調整が大切となります。しっかり噛めるようになるまで、5回程度の調整が平均的です。
入れ歯による痛みの原因は何なのでしょうか?
原因は1つではありません。
入れ歯が、歯ぐきやお口の粘膜に食い込むことで生じる痛み 入れ歯は、歯ぐきや粘膜に密着してなじんでいくものですが、その際に入れ歯の縁が歯茎に食い込むことで痛みが生じることがあります。 入れ歯が粘膜に接する部分が小さい場合 例え話しでご説明します。
絨毯に大きな板を置いてもあまりへこまないですよね。
しかし、机を置いた場合はどうでしょうか?机の脚の跡が付くくらいへこむと思います。 入れ歯も同じことが言えます。
入れ歯自体が粘膜に触れる部分が大きいと、噛んだときの力が分散され痛みは生じません。しかし、触れる部分が小さい場合はどうでしょう。力が分散されず、1点に集中してしまいますよね。それが痛みの原因となります。

入れ歯は何度も調整を行い、患者さんのお口にあった入れ歯を作り上げます。
しかし、お口の状態は常に同じではありません。様々な条件が重なり変化していくものです。つまり、お口の状態に合わせて入れ歯も定期的に調整が必要となります。
以前はあまり痛みがなかったのに、最近は痛み出してきたなと感じられたら、入れ歯を作った歯科医院で入れ歯の調整をして頂いて下さい。